「のんびりハウスどじょう」のある川内村は第一原発から南西方向20〜30キロに位置します。そのため一時は村全域で避難指示が設定されました。そういうと深刻な事態を想像しますが、実際には事故当初の風向きの関係から生活エリアのほとんどにおいて汚染を免れた地域でもあります。
のんびりハウスどじょうは震災を機に新設された作業所です。震災前の村には作業所が一つもなかったとのことで、障がいある人にとっては新しい選択肢ができたことになります。施設長の大内眞由美さんが、根気よく運営を続けてきました。
名前の通り「のんびり」がコンセプト。使われなくなった木造の集会所にメンバーがのんびりと集ってきます。でも実はみんなとっても真面目で一生懸命で、のんびりすることを忘れてしまいがちかも知れません(笑)。
のんびりハウスどじょうのある川内村は本当に自然豊かな場所。その水質から「いわな」が名産品の一つでもあります。自然の豊かさや水のきれいさは、モリアオガエルの生息地として天然記念物指定されるほど高水準。詩人・草野心平が愛した風土が残されています。
豊かな風土に育まれる作業所に、今夏、コーヒー焙煎の香りと音が仲間入りしました。小さな小さな焙煎所ですが、みなさんに愛されるように心を込めて作業をしています。
泥鰌はきらつとはねあがり。
無数無数の蛍はながれもつれあふ。
川内村とどじょうさんの、ほっとする空気感をコーヒーの香りにのせてお届けできたらうれしいです。
STAFFS GOODS!
「コーヒーの評判がよいと聞いてうれしいです。これからもゆっくりとがんばります!」
MAYUMI OUCHI
コメント
かわうち屋の渡邉と申します。
6/6に、ヨータシでモリタロウ祭というイベントを開催予定です。
つきましては、コーヒーをいくつか仕入したいのですが、ご検討宜しくお願い致します。