今の理由と子どもの理由
2021年8月18日(水)
パラリンピックの学校観戦。良くも悪くも「無観客開催」で結論が出たにもかかわらず、ここへ来てまた蒸し返される事態に。
行政が無理を押し通す際に子どもを利用することは、福島でも散々続けられてきました。障がい者しかり「子どものため」といって批判をかわす。もちろん職員も同じ人間ですから、批判の矢面に立って傷つきたくない気持ちもわからなくはないですが。
でもそれだけじゃなくて、きっと子どもは動員しやすいんですよね。学校自体がそもそも公共事業の一つですから。そう考えると、まさに今、子どもの出番というわけ。ちょっと怖い話ですが…
もちろん、こんなことは考えすぎで本当に純粋な教育目的であって欲しい。でも、なかなかそう思えないのが被災者のつらいところ。
・文部科学省:「福島県内の学校等の校舎・校庭等の利用判断における暫定的考え方」等に関するQ&A