ゆっこらんど
愛とやすらぎのシンガーソングライター
愛とやすらぎの弾き語り、シンガーソングライターのゆっこらんどです。ヨガナビゲーターもやっています。数年前から周波数528ヘルツを基調にしていて、これが愛とやすらぎをもたらすと言われていて、自分でもやっていて心地いいなと思って変えました。ほとんど気づかないレベルですけど、たまに気づく人もいます。
すぐに2カ所の仮設住宅を割り振られ
震災との関わりは、2012年から。4月に初めて南相馬に行きました。2011年3月から支援活動をしていた東村山市南相馬支援会でライブをやろうということになったので、ボランティア登録をしました。行ってすぐに2カ所の仮設住宅を割り振られて歌を届けるというドキドキの体験でしたが、結果、音楽の力が大きかった。お元気になってほしいなんておこがましいけれど、気を紛らせていただきたいと思いました。
同じこたつに入って、一緒に「ふるさと」を歌った人たちがぽつりぽつりと、自分の家や家族の話をしてくれたときは言葉もなかった。音楽が、現地の人との橋渡しになりました。その後も2014年から仮設住宅訪問を続けて、今は福島は、一昨年と今年、いわきの石炭化石館ほるるで歌いました。南相馬は視察に行って、動画をアップしています。10年経って、よけい、状況を報告しなきゃ、忘れちゃいけないと思っています。
コロナ禍でも元気にしているよ
コロナ禍で、私自身は変わっていないけれど、周りが変わったから、活動を変えることを迫られた感じ。去年の3月からイベントが中止になって、そうなるとCDも売れないし。でも、みんなとつながっていたいと、9月からYouTubeラジオで「ゆた〜とラジオ」を始めました。お気軽トークやインタビュー、音楽を流して、月1回更新して、それが私の中で変わったこと。関係が途絶えちゃうので。
音楽活動では、「入間サウンドヘヴン」は50回目だったので、ハッスルさんでバッジもつくりました。委員が元々野外好きだったので屋外でやってきましたが、森の中の会場で集まりやすかったようで、去年はそんなに来ていなかったけれど今回は50人くらいの来場がありました。コロナで室内のイベントは中止、屋外が見直されたのはよかったと思います。
今年の1月からは、埼玉県所沢のローズグラスガーデンで「ゆた〜とランチたいむ」という、私の瞑想教室と友人が作るランチ、ライブのイベントも始めました。天気がいいときは外で、室内でやるときは換気をよくしています。7/25には第6回を開催しました。人と会って話すのが当たり前だったので、コロナ禍でも元気にしているよだけでも表現になるんじゃないかと思います。
人数制限があっても有観客で
コロナで活動しなくなったり、無観客でイベントしている人もいますけど、私は自分が無観客はつまらないので人数制限があっても有観客でライブをしようと始めました。もちろん去年は悩みました。でも、私は自分が楽しくないものを提供したくない。ずっとライブをやってきたし、なんでもかんでもリモートに変えちゃうのはどうかなと、覚悟を決めてやっています。いろいろ批判はあると思いますが、面と向かっては言われないんです。
でも中止にしたイベントもあるし、これからも周りの状況は見ながらやっていきます。人は経験値も知識も違うので考え方も違って当たり前。だから誰かと誰かを分けるつもりはありません。音楽で何ができるのか、試されているような気もします。状況が変わったら、また自分がやり方を変えていけばいい。自分で考える覚悟と、同意してくれる仲間への感謝を忘れずにやっていきたいです。仲間がいるから、活動できているんです。
自分のことで精一杯という人が多いけれど
チャリティ活動としては、私たちの活動は原発がなくならない限り続きます、残ってる仲間もいるし。私は絶対に忘れません、原発のこと、南相馬のこと。今年はCDの売上が減ったので、ハッスルさんへの支援はどうなるかわからないけど、あ、ポケットマネー足せばいいのか(笑)でもご縁はずっと続けたいです。
未だにバリケードの姿は胸が痛みます、これを知らずして進むのかと、風化しちゃいけない問題です。コロナが怖い、自分のことで精一杯という人が多いけれど、だからこそ今年も南相馬に視察に行こうと思いました。最近では、浪江に道の駅ができていたのが嬉しかった。新しい動きがあるのは嬉しいことですね。
人が集う場を大切にしていきたい
やりたいことをやってるので…続けることかな、今のペースで自然に。「音楽とヨガを通して心あたたまるゆったりとした時間をつくりたい」を体力が続く限り続けたいです。続けられる環境も整ってきたし、音楽を通じて人が集う場を大切にしていきたい。リモートは否定しないし、自分も使ってきたけれど、私にはちょっと物足りないんです。だからリモートも使いながら、生で集える場を作りたいです。会って、音楽とヨガを届ける世界を次世代につなげていきたいですね!これが私の原動力、文句を言われても、これが勝ってます。
ゆっこらんどさんの気分転換
- 大好きな七里ヶ浜での「ぼお」とする時間
- 一時間に一度は背伸びして、空をみる
- 夕方、ベランダでビールを飲みながら読書(いも焼酎になることもあり…)
ゆっこらんどさんの一曲
- 人々にとって、ほっとできる場所があってほしい。実在するお店のそんな雰囲気を残したいと作られた『並木食堂』はこちらから。
ゆっこらんどさんの情報
インタビューを終えて
ご自身の世界観をしっかりとお持ちのゆっこらんどさん。これまでいつもかわらず協力的だったのは、ご縁を大切にするお気持ちからだったのですね。一方でネット配信など新しいことにも積極的な姿勢もあるなんて、頼もしいの一言です〜
(2021年7月27日 電話取材より書き起こし)
コメント
山崎さま
コメントをありがとうございます。
とてもとても励みになります。
これからも、少しでもみなさまのお役にたてますようにと活動を続けてまいります!
よろしくお願いいたします。
とてもやすらぎました。
そして、本当に頼もしいです。
音楽を通して、ボランティア活動など、
世の中のみんなを幸せにしたい!という気持ちが伝わってきました。
これからの活躍にも期待しています。